(声)人の世の虚実、花は知っている

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 無職 久喜宜(東京都 80)

 1920(大正9)年発行の「抱腹絶倒辞典」(樋口麗陽著)なる本の中の「花見」の項に、人間が花を見に行くのではなくて、実は花に人間が見られに行くのだ、という記述がある。

 人間のだらしなさ加減、人間の意地汚さ加減、人間のあんぽん丹(たん)さ加減、軽率で馬鹿で面の皮の厚…

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