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 ■まなぶ@朝日新聞 ニュースを「生き抜く力」に

 グローバル化が進む未来の社会を見すえ、自ら考える思考力、伝えたいことを適切に書く記述力が求められています。こうした力をつける上で、新聞記事やニュースを題材に学ぶことも効果があります。子どもたちの考える力を伸ばすことに取り組んでいる学習指導の現場を紹介します。

 ■報道写真から広がる好奇心 学習塾「京進」、様々な時事問題テーマに

 近畿圏や東海圏で学習塾を展開する「京進」は、公立中学進学コースの児童を対象に約70教室で「探究教室」を開いている。メインのテキストが、朝日新聞の記事・写真を使った総合教材「今解き教室」だ。

 2019年12月半ば、京都市北区の京進・北大路校。探究教室で、今解き教室10月号「くらし編 私たちのくらしと経済」を使った授業が行われた。

 子どもたちは担当の岡部翼先生の指示で、報道写真がまとめて載ったページを開いた。写っていたのは、高層ビルが立ち並ぶ国際都市ドバイ。「この風景、知っている?」と先生が尋ねると、「そういえば、この前、テレビ番組で見た」と声が上がり始めた。続いて黒板に掲げた世界地図を見せ、位置を尋ねた。「暑い場所」「砂漠」。子どもたちは次々と口に出した。

 ドバイがあるアラブ首長国連邦は国土の大半が砂漠。それなのに、なぜ発展できたのか。岡部先生は写真を解説したキャプションも参考に、石油の輸出が背景にあり、貿易が国の発展を左右すると解説した。

 今解き教室は毎号、環境や科学技術、災害など異なるテーマを扱う。特徴の一つがテーマに沿った報道写真の特集だ。「見たこともない場所や出来事に好奇心を持つには、写真はとても大切」。岡部先生は写真を授業の糸口にする訳を、こう話す。

 授業の後半、同じ10月号で扱われている消費税も取り上げた。「10%は高い? 低い?」。岡部先生は教材の中の解説を使いながら説明。「意見は分かれていい。自分の意見をしっかり持とう」と強調した。

 教室に通う5年生の土橋昌太朗さんは「10%になったときは『いやだな』と思ったけど、高齢の人の福祉に役立っていることがわかりました」。同じく5年生の舘沢京佑さんは「学んだことを持ち帰り、家族や友人に話しています」と話した。

 ■魚よりも「釣り方」を

 「魚を与えるのではなく、釣り方を教える」

 京進の福沢一彦社長は、探究教室の狙いをこう話す。知識を一方的に与えるのではなく、自ら獲得する力を養うことを大切にしているという。

 探究教室は週1回。授業は時事問題が中心だが、時事問題そのものを学ぶことが一番の目的ではない。今解き教室の読解問題は新聞記事を元にしており、自分の考えを記述する問題が多い。1号を2カ月ほどかけて学習。毎号設けられる600字の作文課題にも取り組み、講師が添削している。福沢社長は「今どきの課題を題材にしながら、考える力をつける。そうすれば、時代が変わっても、自ら新たな課題に気付き、解決の方法を考え、自分の言葉で発信できる人になれる」と話す。

 ■今解き教室、購読受け付け中

 朝日新聞社は月刊教材「今解き教室」を発行しています。朝日新聞の記事や図表を読み解いて自分の意見を表現する力を身につけます。3月号から来年2月号までの年間購読の申し込みを受け付け中です。

 全国のASA(朝日新聞販売所)や専用サイト「今解き教室e-shop」でお求めいただけます。年間講読が基本ですが、全国の紀伊国屋書店(一部店舗除く)で1冊単位で購入できます。購入者対象の作文添削コースは専用サイトから申し込めます(別料金)。

 1冊あたりの税抜き価格は小4~6年向けの「L1基礎」が1300円、小6~中学生向けの「L2発展」が1600円。作文添削コースは1回分1800円です。

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