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 〈それほどにうまきかと人のとひたらばなんと答へむこの酒の味〉。歌人・若山牧水は酒を深く愛し、体を壊した。死が近づいて詠んだ歌では酒への執着を切なくも美しい叙情に結晶させている。

 〈酒ほしさまぎらはすとて庭に出でつ庭草をぬくこの庭草を〉

 最近、酒を飲まない人が増えているという。背景には低成長時代…

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