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 朝日新聞社が運営するクラウドファンディング「A-port」(エーポート、https://a-port.asahi.com/別ウインドウで開きます)から、注目のプロジェクトを紹介します。

 ■1型糖尿病、再生医療で治る病に 生涯注射打つ苦しみから子を救って

 生涯インスリン注射を打ち続けないと生きられない1型糖尿病の子どもたち。年間3千回にも及ぶ、この「針を刺す」苦しみから解放され普通の生活を取り戻すことを目指し、患者・家族らでつくる日本IDDMネットワークは、iPS細胞から膵臓(すいぞう)をつくる最先端の再生医療研究への支援を呼びかけている。

 1型糖尿病は、自己免疫の暴走によってインスリンを分泌する膵臓が破壊され、血糖値を調節できなくなる難病。高血糖状態が続くと様々な合併症を引き起こす危険がある。そのため、1日に何度も血糖値を測り、インスリンを4~5回も注射し血糖値をコントロールしなければならない。国内の糖尿病患者約1千万人のうち、1型は10万~14万人と推定される。小児期に発症するのは、ほぼこのタイプだという。

 「泣き叫び逃げ回る子を抑えつけ針を刺すのは本当につらい。自分を責め、当初は現実を受け入れられない親は少なくない」と長男が1型糖尿病で、自身も患者であるIDDM職員、笹原加奈子さんは話す。

 IDDMでは患者や家族への支援だけでなく、1型糖尿病を根絶する研究助成にも取り組み、これまで3億円余を提供してきた。

 今回支援を呼びかけているのは東京大学医科学研究所の山口智之特任准教授らが進める、iPS細胞を使って他の動物の体内にヒトの膵臓を作り出す研究だ。1型糖尿病の根本的な治療法は膵臓、膵島(すいとう)移植しかないが、ドナーが圧倒的に足りない。研究が成功すれば、移植後の拒絶問題なども一挙に解決する可能性が高く、期待は大きい。

 2017年には世界で初めてマウスのiPS細胞からラットの体内に膵臓をつくることに成功した。昨年、ヒトのiPS細胞を使い動物の体内で臓器をつくる実験が国内でも認められ、新たな段階に取り組み始めた矢先に襲ったのが新型コロナウイルス禍。実験研究はストップしている。

 「残念な状況だが、一日でも早く実験を再開し、5年後の2025年のゴールを目指したい」と山口准教授。マウスからヒトへの応用について、「壁は高いが、培ってきた技術で乗り越えられる手応えはある」と話す。「日々不安を抱えて暮らしている患者さんが、普通の生活を取り戻すことができるよう、ぜひ支援をお願いしたい」(山内浩司)

 《目標額》 500万円

 《特典例》 3万円で1型糖尿病の治療を受けながらプロ野球選手を続ける阪神・岩田稔投手のサインボールなど。税額控除の対象になる寄付としても3千円から支援を受け付けている。

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 ■コロナ禍の飲食店、先払い応援

 「こち亀」の亀有、千円で酔える「せんべろ」の街・立石……。個性的な店が並び、下町の人情も行き交う東京・葛飾の商店街が、苦境にあえいでいる。

 新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言で街から普段のにぎわいが消えた。資金繰りが限界で営業再開を諦める飲食店も現れ始めた。

 「なじみの店、思い出の味が失われてしまう」。危機感を募らせた地元在住の会社員、宮崎真一さん(55)ら町おこしに取り組む有志が立ち上げたのが「カツメシ未来チケット」だ。

 近い未来の食事代をいま先払いして、店の運転資金の足しにしてもらうのが狙い。お気に入りの1店舗について、3千円支援なら3300円分、5千円なら5500円分など、10%分「お得」なチケットが発行される。店での飲食は9月から来年3月まで有効だ。

 プロジェクトを立ち上げた4月17日から18日間で、当初目標の100万円を達成。次のゴールを300万円と定め、参加する各店舗が1カ月分の家賃を賄えるよう目指している。

 葛飾区内の居酒屋やバー、カフェなど約30店が参加し、延べ200人以上が支援。「何とか生きて」「うまい酒と笑顔にまた」。熱いメッセージを寄せる支援者の中には、リピーターや複数店へのサポートも多い。

 宮崎さんは「地域に人がとどまる今こそ、住民同士が街の一員として絆を深めていくきっかけにしたい」。(奈良有祐)

 《目標額》 300万円

 《特典例》 チケットは3千円~10万円で設定されており、支援時に応援する店を選ぶ。

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 ■苦境の学生に緊急支援

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、アルバイトで学費と生計を維持していた若者の多くが苦境に陥っている。虐待や貧困などで家族から離れ、児童養護施設や里親家庭などで育った学生たちは、とりわけ深刻な状況だ。こうした学生たちに一律5万円を贈る「新型コロナウイルス緊急学生応援金」を朝日新聞厚生文化事業団がスタート。クラウドファンディングで協力を呼びかけている。

 《目標額》 300万円

 《特典例》 3千円で朝日新聞地域面への氏名掲載など。支援は寄付として税額控除の対象となる。

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 ◇支援はクレジットカード、銀行、コンビニでの決済のほか、現金書留(5千円以上)も受け付けています。問い合わせは電話03・6869・9001(平日午前10時~午後5時)。

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