(取材考記)新型コロナ、ぎりぎりだったベッド確保 医療崩壊防ぐ、地道な心がけを 三上元

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 新型コロナウイルスで重症になった患者が入院する聖マリアンナ医科大学病院(川崎市)を5月初め、取材した。「床にウイルスがあるかもしれません。カバンを置かないでください」。救命救急センターの森澤健一郎副センター長の部屋でそう声をかけられ、緊張が走った。

 専用病棟では、9人の患者が人工呼吸器や体外式膜…

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