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 ■多角的なテーマは有益

 私が新聞を読む理由は、自分の見られない世界、自分とは異なる意見に触れるためだ。「耕論」のように一つのテーマについて、異なる立場の有識者の意見を並べることは、多角的にテーマを見つめたい読者にとって大きな収穫だ。7月12日の「監視 されてると思う?」のように、アンケート結果を掲載してくれると、読者がどのようにとらえているのか、知ることができて良い。今後は「マタニティーマークの是非」などのテーマを読んでみたい。(吉川悠 31歳 東京都)

 ■両論併記で終わらせないで

 紙上に「議論の場」を設定するのは意欲的な試みだと思う。どうしてもテーマの設定、取り上げる意見の取捨選択に偏りを感じる読者もいるとは思うが、朝日新聞の問題意識と提言は臆せずに発信してほしい。その結果のディベートならば、いいのではないかと考える。単なる両論併記で、お茶を濁すだけでは終わらない紙面づくりに期待する。特に男女共同参画社会の実現と少子化対策については、まさにオピニオンリーダーとしての役割を、これからも期待している。(柴田一 51歳 北海道)

 ■異論に紙面割き、活性化を

 この面はかつて両論併記の感じがあったが、最近は同一傾向の論調にまとまっている印象がある。以前は中立公正を口実に自らの立場や社会的責任から逃げている雰囲気もあった。今は旗幟(きし)鮮明になったと感じるが、立場を強調する言論が目立ち、いつも同じ傾向に見える。いっそのこと、朝日新聞はこの論に賛成しないと宣言した上で、異論に紙面を割いてみてはどうか。そうすれば、読者からの反響もきて、論者も張り合いが出るのではないか。(森禎一郎 61歳 長崎県)

 <切り口は無数、気づきを生む紙面に>

 オピニオン面の耕論やインタビューなどにご意見をいただきました。ニュースに触れ、もう一歩踏み込んで考えたいと感じることはないでしょうか。私たちは一面的な物差しではなく光をあて、掘り下げることで新たな気づき、論争のきっかけになる紙面づくりをめざしています。

 6日の耕論「倒される『銅像』とは」。米国で黒人男性の死亡事件をきっかけに銅像破壊や撤去が広がり始めた6月末に、編集部員が提案しました。このうねりは何なのか? 歴史的な意味は? 日本で、こうした例がまれなのはなぜか? 企画は会議にかけ、部員たちがいろいろな観点を提起します。

 議論の結果、決めたのは(1)銅像の存在は何を意味するのか(2)引き倒しは歴史の修正なのか(3)銅像は芸術なのか、の3論。ソ連崩壊後にレーニン像が倒されたこととの違いなど、盛り込まなかった論点もあります。

 思考し、議論する切り口は無数にあるものだと思っています。ややもすると同一傾向の論調に偏ったり、単なる両論併記に陥ったりしかねません。ご指摘をかみしめながら論考を続けます。(オピニオン編集長・立松朗)

 ■紙面モニターになりませんか デジタル会員にご登録を

 朝日新聞社は読者のみなさまの声を紙面づくりに生かすため、「紙面モニター」を募集します。

 新聞記事に関するアンケートに、2週間に1回、パソコンからインターネットを通じてお答えいただきます。今回は第30期で、300人を募集します。任期は10月から半年間。謝礼として回答1回につき1500円分の図書カードを任期終了時にまとめて進呈します。

 ▽応募方法 朝日新聞デジタルの紙面モニター応募用画面(http://t.asahi.com/shimen別ウインドウで開きます)から=QRコード。多数の場合は選考します。

 応募にあたって、朝日新聞デジタルへの会員登録(有料会員または無料会員)をお願いします。朝日新聞デジタルのトップページ(https://www.asahi.com)から申し込みをしてください。家族の方が既に会員の場合でも、紙面モニターに応募するご本人が会員になってください。現在の第29期モニターの方は応募できません。

 ▽締め切り 8月31日(月)

 ◇東京本社発行の朝刊、夕刊の最終版をもとにしています。

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 公募で選んだ300人の読者の皆様に「紙面モニター」をお願いし、毎週、お寄せいただく意見の一部を紹介します。この欄は、編集局との「対話」の場を目指しています。紙面モニターの意見に対し、編集局の担当部署の責任者が答えます。

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