がん患者が開いた、治験の扉 資金集め・製薬会社と交渉… 「命に関わる研究、私たちも」2年がかり

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 治療に使える薬の選択肢を増やしたい――。横浜市に住むある肺がん患者の思いから、国内では珍しい患者提案の臨床試験(治験=キーワード)がこの夏、始まった。多額の資金集めや製薬会社との交渉を2年がかりで乗り越え、重い扉を開いた。

 患者会「日本肺がん患者連絡会」の理事長、長谷川一男さん(49)=横浜市…

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