(書評)『レイラの最後の10分38秒』 エリフ・シャファク〈著〉

有料記事

[PR]

 ■イスタンブール底辺の熱き友情

 イスタンブールで性を売る一人の女性レイラが悲惨な暴力で命を落とす。

 ゴミ箱に捨てられたその遺体はすでに心停止し、呼吸もないが、意識だけが残っている。それも微妙な10分38秒という時間だけ。

 小説はそもそもこうした時間の制御によって物語を左右するものなのだが、作…

この記事は有料記事です。残り792文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

【期間中何度でも15%OFF】朝日新聞モールクーポンプレゼント