(書評)『これからの時代を生き抜くための生物学入門』 五箇公一〈著〉

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 ■大絶滅の先に人間は存在するか

 ノロノロとしか動けないカタツムリ。「一生懸命移動しても出会った相手が同性だったときのガッカリ感というか、ダメージは絶大」。なるほど、雌雄同体であることが腑(ふ)に落ちる。

 子どもができた途端に薄くなる父親の存在、草食化した男性についての生物学的な分析。妙に納得感…

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