(書評)『「母と息子」の日本論』 品田知美〈著〉

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 この国のジェンダー構造の歪(ゆが)みは数々のデータから明らかだ。その原因が、「母と息子」の関係にあるのでは?と本書は問いかける。

 甘えさせ、かいがいしく世話を焼き、その実、息子を地位達成に駆り立てる母親。外での仕事から結婚や出産で家の中に「転職」した女性たちにとって、今度は子育てが「仕事」となる…

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