(評・舞台)国立劇場「11月歌舞伎公演」 吉右衛門の魂あらわな至芸

有料記事

[PR]

 第一部「俊寛」。孤高の芸境にある吉右衛門が近代歌舞伎の極北を示す。屹立(きつりつ)した秀演である。

 体力の衰えが顕著で型と手順は少なく、腹に響く低音の美声も使わず枯れた口跡で通す。だが、登場から幕切れまで気のゆるみは微塵(みじん)もない。簡潔に補綴(ほてつ)された「清盛館」(吉右衛門の清盛)が序…

この記事は有料記事です。残り584文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

【期間中何度でも15%OFF】朝日新聞モールクーポンプレゼント