昭和の熱量、ヤクザの半生と共に 「無頼」、井筒和幸監督8年ぶり新作

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 井筒和幸監督は社会のはみ出し者を共感とともに活写してきた。8年ぶりの新作「無頼」が12日に封切られる。松本利夫演じる小さなヤクザ一家の組長の半生を、戦後昭和の歩みに重ねて描く。まさに井筒映画の集大成といえる作品だ。

 「もはや戦後ではない」と言われた1956年。地方都市に住む中学生の井藤正治は、身…

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