(喪の旅)夫に会いたい、こんなにも 「先生」の部屋、きょうも気配探して

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 風を通そうと夫の部屋に入る。机に本もボールペンも置かれたままなのに、彼の背中がそこにはない。そう思うと、苦しくなる。

 息を吸いこむと、今も夫のにおいがする。たとえると野の草のにおい。殺陣師という男臭い仕事をしていたのに、男臭さがない。

 東京都府中市の一軒家。南東角部屋に冬の日が差し込む。多加野…

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