ありそうでなかった種村季弘(すえひろ)の泉鏡花論集が刊行された。それだけで鏡花ファンには垂涎(すいぜん)の書に違いない。この『水の迷宮』、しかも装丁や見返しに小村雪岱(せったい)の絵を使った箱入り美本である。
鏡花を論じた文章や講演録、対談を収め、ちくま文庫で著者が編んだ『泉鏡花集成』全14巻の…
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