(寂聴 残された日々:68)春を告げる香り 梅の花、想いおこす贈り主

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 三日ほど、原稿の締切(しめきり)におわれて、朝の庭をゆっくり見る間もない間に、今朝、気がつくと、庭は梅の香に満たされ、三本の梅の香がむせるように漂っていた。白梅、紅梅、黒梅と、いつの間にか育ってたくましくなった梅の樹(き)は、それぞれ競いあうように花を咲かせ、庭を彩っている。

 三本ともこの庭が造…

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連載寂聴 残された日々

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