(美の履歴書:691)「山中常盤物語絵巻」 伝・岩佐又兵衛勝以 むごい…臨場感の秘密は

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 黒髪を手に巻き付けて刀をぶすり。凄惨(せいさん)な場面だ。盗賊に刺されたのは、牛若丸(源義経)の母親・常盤(ときわ)御前。東国に逃れた息子に会うため、京の都から遠路はるばる旅してきたのに――。

 「山中常盤物語」は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけて、人形浄瑠璃の演目として盛んに上演された。岩佐…

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