(評・舞台)新国立劇場「斬られの仙太」 ある若者の苦難、政治色薄れ

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 かつての民芸版や文化座版に比較すると、この「斬られの仙太」(三好十郎作、上村聡史演出)は重量感を欠く。半面、カットしても、2回の休憩を含めて上演時間が4時間20分の長編だが、スピーディーな演出処理のおかげであまり長さを感じさせない。

 初演は1934年5月で、左翼劇場が当局の弾圧に抗しがたく、中央…

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