(天声人語)文庫本の包装

有料会員記事

[PR]

 本をぞんざいに扱うのを絶対に許さない。そんな古本屋が、作家椎名誠さんのエッセー『さらば国分寺書店のオババ』に出てくる。店主のオババは、本を眺める客をじっと眺め、乱暴にページをめくるのを見るや鋭い声で怒る▼本の上にカバンを置く客には、天地がひっくり返るような声が飛ぶ。そんなふうだから客は少なく、すい…

この記事は有料会員記事です。残り454文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

連載天声人語

この連載の一覧を見る