(古田徹也の言葉と生きる)常用漢字「まん延」の理由

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 猪瀬直樹著『ペルソナ――三島由紀夫伝』(文藝春秋)の終盤に、次のようなくだりがある。三島自決のニュースを見ていた猪瀬氏は、現場となった自衛隊市ケ谷駐屯地の当時の正門に目を留め、こう嘆じる。「看板の墨文字が『市ケ谷駐とん地』となっている。……平仮名の『とん』の間の抜けた印象がたまらない」

 同様の間…

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連載古田徹也の言葉と生きる

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