(古田徹也の言葉と生きる)土地の名を病に使うなら

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 両親の故郷は水俣で、里帰り出産で私を生んだから、私も水俣出身だ。この地に定住したことはないが、夏休みにはときに一カ月以上、両親のそれぞれの実家で過ごした。海釣り、夏祭り、市民プール、銭湯上がりの夜風――水俣は私にとって、かけがえのない大切な思い出が詰まった場所だ。

 ただ、学校で公害の授業を受ける…

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連載古田徹也の言葉と生きる

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