(書評)『逃亡者の社会学 アメリカの都市に生きる黒人たち』 アリス・ゴッフマン〈著〉

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 ■白人女性学者が描く差別の現場

 アメリカの論壇で大きな論争の的となった若手社会学者のデビュー作である。

 原題の「逃走中――アメリカ都市における逃亡生活」はさながら犯罪ノンフィクションのようだが、邦題はそこに「黒人」と「社会学」を加えて日本の読者をある「読み」へと導く。本書はいわば、ふたつの層で…

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