(文芸時評)成功物語の限界 成果第一が生む現代の階級 鴻巣友季子

有料会員記事

[PR]

 現代人は「成功物語」が大好きだ。才能と努力で道を切り拓(ひら)き、夢をつかむ。それが能力・成果主義(メリトクラシー)社会の理念であり、その平等と柔軟性は、封建的な階級制度の対岸にある民主主義社会の輝かしい証しではなかったか。しかし今、能力と成果の競争を煽(あお)る社会機構が深刻な格差と分断を生むと…

この記事は有料会員記事です。残り1692文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【7/11〆切】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら