静岡知事選、川勝氏が先行 朝日新聞社情勢調査

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 20日投開票の静岡県知事選について、朝日新聞社は12、13の両日、電話調査を実施し、取材で得た情報と合わせて情勢を探った。4選を目指す現職の川勝平太氏(72)が先行し、自民党の前参議院議員で新顔の岩井茂樹氏(53)は伸び悩んでいる。

 有権者の3割が投票態度を明らかにしておらず、情勢は変わる可能性がある。

 投票態度を明らかにした人でみると、川勝氏は無党派層の8割近くに浸透し、立憲支持層の大半を固めた。幅広い年齢層で岩井氏をリードしている。

 岩井氏は、推薦を受ける自民支持層からの支持が4割にとどまり、無党派層の支持は広がっていない。

 同時に実施した世論調査で、県が着工を認めていないリニア中央新幹線の工事について聞いた。県の対応を「評価する」は57%、「評価しない」は26%だった。「評価する」と答えた人の大半は川勝氏を支持する一方、「評価しない」人では、岩井氏の支持が川勝氏を上回っている。

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 川勝平太(かわかつへいた) 72 無現(3) 〈元〉早大教授

 岩井茂樹(いわいしげき)  53 無新    〈元〉国交副大臣〈自〉

 (届け出順、カッコ内数字は当選回数、〈 〉内政党は推薦)

 <調査方法> 12、13の両日、コンピューターで無作為に作成した固定電話番号に調査員が電話をかけるRDD方式で、静岡県内の有権者を対象に調査した。有権者のいることが判明した1893世帯のうち、1126人の有効回答を得た。回答率は59%。調査は中日新聞社と協力して実施。基礎データを両社で共有し、分析は独自に行った。