(多事奏論)コロナ禍の宝塚 暗い空気に色彩、いつの時代も 河合真美江

有料会員記事

[PR]

 去年の秋、私は身のおきどころのない喪失感を抱えて宝塚大劇場へ行った。仕事を離れて宝塚歌劇にひたろうと。

 ミラーボールにスパンコールの衣装、何色ものライト。劇場にいる3時間、現実を忘れた。わが子ぐらいの年頃のタカラジェンヌたちが気合の笑顔で踊り、歌うのを見るといとおしい。懸命な汗を見て思った。生き…

この記事は有料会員記事です。残り1392文字有料会員になると続きをお読みいただけます。