(書評)『「自分らしさ」と日本語』 中村桃子〈著〉

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 ■私の中の「ぼく」「おれ」「わたし」

 私は普段、自分を「ぼく」と呼ぶ。「おれ」とは言わない。昔から自分を「おれ」と呼ぶことに抵抗がある。「おれ」の語がもつ荒い男性イメージが、自己イメージに馴染(なじ)まないからだ。「ぼく」の語も、自己イメージと完全に一致するわけではないが、「おれ」よりは近い。

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