夏の甲子園、吹奏楽の応援も 開会式は行進を簡略化

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 朝日新聞社と日本高校野球連盟は28日、主催する第103回全国高校野球選手権大会(8月9日開幕、阪神甲子園球場)について、代表校の吹奏楽部の入場を各校50人を上限として可能とすると発表した。

 この日の運営委員会で応援に関するガイドラインをまとめた。今大会は新型コロナの感染状況を考慮し、在校生や保護者ら学校関係者に限って一、三塁側の内野席へ入場を認めることが決まっていた。吹奏楽部員はアルプス席に入り間隔を空けて着席する。チアリーダーや応援リーダーの入場は内野席とし、拍手での応援を基本とする。

 一部を縮小する開会式の概要も決まった。右翼後方から場内を回る入場行進はとりやめる。49代表の選手は外野に整列し、本塁方向へ前進する。開閉会式の司会者は兵庫県の高校3年生が担当し、開会式は金山未来さん(武庫川女大付)と大島璃子さん(白陵)、閉会式は木ノ下あおいさん(小野)と大杉佳乃子さん(宝塚北)が務める。

 開会式後の第1試合の始球式は、関西医科大医学部1年の吉田裕翔さん(19)と大阪大医学部1年の嘉村太志さん(19)が行う。ともに兵庫・甲陽学院野球部出身。昨夏の選手権大会が中止となり、甲子園への夢がなくなった全ての球児の代表として、また、医療従事者への感謝とエールを込めて2人を選んだ。(大坂尚子)