「大江千里ジャズ」限りある時の中で 渡米13年で7枚目新譜、登るほど見えない頂
47歳のとき、大江千里は歌うことをやめ、ポップスターの座を自ら降りた。「還暦になった自分を想像した。赤いちゃんちゃんこを着てヒット曲を歌うのは違うと思った。人生には、限りがある」。そして、長年夢見ていたジャズピアニストへの道を歩み出した。米ニューヨークの音楽大学で、若い学生にまざり、ゼロからの船出…
47歳のとき、大江千里は歌うことをやめ、ポップスターの座を自ら降りた。「還暦になった自分を想像した。赤いちゃんちゃんこを着てヒット曲を歌うのは違うと思った。人生には、限りがある」。そして、長年夢見ていたジャズピアニストへの道を歩み出した。米ニューヨークの音楽大学で、若い学生にまざり、ゼロからの船出…