(書評)『清六の戦争 ある従軍記者の軌跡』 伊藤絵理子〈著〉

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 ■時代に流された身内に向き合う

 新聞記者が時代に流されて権力批判を怠った罪を問う作品である。その罪とは、敵兵の大量殺害を美化する記事を書いた罪であり、国際法違反であった捕虜の殺害も女性や子どもの殺害も報じなかった罪である。

 現役の毎日新聞記者が、前身の新聞で記者をやっていた曽祖父の弟、伊藤清六…

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