(評・舞台)東京二期会「ファルスタッフ」 滑稽味、喜劇はこうでなきゃ

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 お腹(なか)を抱えて笑った「ファルスタッフ」だった。東京二期会による公演である(7月19日、東京文化会館)。

 ロラン・ペリーの演出がケッサク。幕開けでは、場末の窮屈なパブが、「騎士」ならぬ場末の薄汚れたやっかい者のようなファルスタッフの根城に。と思いきや、手に負えない自惚(うぬぼ)れ屋の妄想が入…

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