(評・舞台)さいたまネクスト・シアター「雨花のけもの」 「生きろ」空から聞こえる声は

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 蜷川幸雄が遺(のこ)したさいたまネクスト・シアターの最終公演。かつて蜷川は劇団の展望を「いずれ日本の同時代の劇作家でできるように」と語っていた。細川洋平の新作を岩松了が演出した今回、それが果たされた。

 舞台は、社会からあぶれた若者をペットとして飼う唐木(松田慎也)が暮らす豪邸。ペットのさすけす(…

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