パラと「頑張る」と自己責任論 機会奪われた障害者の過酷な現実 寄稿・渡辺一史
私は2003年に『こんな夜更けにバナナかよ』という本を書いて以来、20年近く福祉や障害の現場を取材してきた。しかし、パラリンピックにはあまり興味を抱けずにいる一人だ。
障害のある友人たちに尋ねても、「パラリンピックが『障害者=弱者』というイメージを変えてくれた」など、肯定的な意見がある一方で、冷…
私は2003年に『こんな夜更けにバナナかよ』という本を書いて以来、20年近く福祉や障害の現場を取材してきた。しかし、パラリンピックにはあまり興味を抱けずにいる一人だ。
障害のある友人たちに尋ねても、「パラリンピックが『障害者=弱者』というイメージを変えてくれた」など、肯定的な意見がある一方で、冷…