(評・舞台)ケムリ研究室「砂の女」 不毛の堆積、センス光る笑い

有料会員記事

[PR]

 現実に疲れた中年男(仲村トオル)が、砂丘の村に迷い込み、砂穴の底に住む女(緒川たまき)の家に監禁される。崩れる砂を掻(か)き出す使役の日々。何度も脱出を試みて失敗する。ある日自由になるが、男は脱出しない。

ここから続き

 安部公房の実験小説「砂の女」を、ケラリーノ・サンドロヴィッチが上演台本にして演出した。男の…

この記事は有料会員記事です。残り548文字有料会員になると続きをお読みいただけます。