誰もが、何かの面ではマイノリティー 千葉雅也さん「オーバーヒート」、有限を自覚する生

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 『動きすぎてはいけない』などの思想書で知られる哲学者で、作家の千葉雅也さんが新作の小説『オーバーヒート』(新潮社)を出した。収録の中短編2作はいずれも、中年期にさしかかったゲイの男性が主人公。同性愛者の視点という「レンズ」を通して、読み手にもう一つの現実を体験させる物語だ。

 表題作は、大阪に住む…

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