(寄稿)幸せの選択肢 作家・岸田奈美

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 「パラリンピックとか、目指したらええやん」

 15年前、心臓病の後遺症でまったく歩けなくなった母のとなりで、よく聞いた言葉だ。あまりに落ち込む母を励ますための言葉だということはわかった。だからなにも言えず「アハハハ……」と情けない苦笑いだけが響いた。

 障害のある人がスポーツに打ち込むと、それだけ…

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