(評・映画)「草の響き」 闇を走る、実人生を重ねて

有料会員記事

[PR]

 「海炭市叙景」「そこのみにて光輝く」「オーバー・フェンス」「きみの鳥はうたえる」と、佐藤泰志の小説は優れた映画を生んできた。5本目となる今回は主人公のモノローグで構成された短編が原作で、斎藤久志が監督。舞台は作家の故郷、函館で、心の病、妻との生活、自殺未遂といった実人生を重ねている。

 主人公(東…

この記事は有料会員記事です。残り545文字有料会員になると続きをお読みいただけます。