(多事奏論)政権批判はムダですか 汚れたお重、洗わぬわけには 高橋純子

有料会員記事

[PR]

 立憲民主党代表選の報道をながめているうちにふと、作家・武田泰淳の妻、武田百合子が40年ほど前に著したエッセーを思い出した。カツ丼、うな重、幕の内などを供する飲食店で人生初のアルバイトをし、戻ってきた出前弁当のお重に残されたご飯をヘラで落とす係になった時の回想だ。

 蓋(ふた)をとったとき、一番いい…

この記事は有料会員記事です。残り1441文字有料会員になると続きをお読みいただけます。