(評・舞台)風姿花伝プロデュース「ダウト~疑いについての寓話」 疑念の行き先、濃密な会話劇

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 人の心に兆した疑いは真実を探求する力になるのか。米国で2004年に初演され、後に映画化もされたジョン・パトリック・シャンリィの戯曲を小川絵梨子が翻訳・演出した。小空間での濃密な会話劇で、作品の持つ寓意(ぐうい)と深さを鮮やかに伝えている。

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 1964年、ニューヨーク・ブロンクスのカトリック系ミッシ…

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