(短歌時評)反・発見の歌 山田航
《金星に向かって歩く たぶんあれ金星だよねやけにでかいし》 斎藤見咲子
歌誌「かばん」1月号で見つけた短歌。見えているものが金星なのかどうか、一首の間ですらブレており、結論にたどり着かない。何の情報もこの歌からは得ることができない。ただ、散歩のときのとりとめのない思考は的確に再現されている。この…
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《金星に向かって歩く たぶんあれ金星だよねやけにでかいし》 斎藤見咲子
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