(私の視点)水際対策と留学生 入国のルール、国際連携を ポール・クライトマン

有料記事

[PR]

 この2年、私が教える学生たちは日本政府の新型コロナの水際対策で、日本での研究の道を閉ざされてきた。外国人の入国が緩和されるのは朗報だが、根本解決はないものか。歴史にその手がかりはある。

 19世紀の欧州に「防疫線」(Cordon Sanitaire)と呼ばれる常設検疫網が設けられた。域外を遮断しつ…

この記事は有料記事です。残り977文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません