(短歌時評)口語と漢語 山田航

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 伊舎堂仁(いしゃどうひとし)の第二歌集『感電しかけた話』(書肆侃侃房)を読んでいて気づいたことがある。収録されている短歌の大半が和語と外来語を主体にして作られていて、漢語が少ないのである。もちろん皆無というわけではないが、漢語の使われ方にはある一定の傾向がみられる。

 《管理者が不在の場合技術者と…

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