個人の切実さ、そのまま社会学の問い 見田宗介さんを悼む 社会学者・大澤真幸

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 見田宗介先生の逝去の報にふれ、あまりの驚きと悲しみでなかなか言葉が出てこない。私が先生と出会ったのは、大学に入って間もない18歳の春であった。少人数のセミナー形式の授業での先生の講義に、私は衝撃を受けた。

 私はそのとき、心底から納得した。生きることと学問することとはひとつになりうる、と。生きてい…

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