(ひもとく)戦争と憲法 何を守るのか、それが問題だ 長谷部恭男

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 政治哲学者ジャン=ジャック・ルソーは、その遺稿「戦争法原理」において、戦争において攻撃の対象となっているのは敵国の社会契約、つまり憲法原理だと言う(『人間不平等起源論 付「戦争法原理」』坂倉裕治訳)。憲法原理が根底的に異なるからこそ国家は対立する。共産主義国家はファシズム国家と、全体主義国家は立憲…

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