(文芸時評)読書と親近感 均質な感動にあらがう醍醐味 鴻巣友季子

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 「外国文学のおすすめ」を学生などに尋ねられると、「自分からちょっと遠いなあと感じるものを選ぶといいですよ」と答えることがある。昨今、読書を他者や未知との出会いの場ではなく、自らの知識や体験の追認として行う人が増えているように思うからだ。

 紙媒体もネットも、作者や主人公が自分と“近い”から信頼でき…

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