(短歌時評)リフレーミングの先駆 山田航

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 一般的な視点とは違う視点を提示することで現実世界の見え方を更新するような作風を、個人的に「リフレーミング型短歌」と呼んでいる。物事を見る枠組み(フレーム)を更新するという意味合いである。木下龍也の短歌は、その典型だろう。

 《自転車に乗れない春はもう来ない乗らない春を重ねるだけだ》 『きみを嫌いな…

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