(天声人語)書店消失

有料記事

[PR]

 夢に本屋が出てきたことがある。書棚で何かを探しているのだが、そこはむかし郷里にあった小さな店なのだ。子どもの頃から通い、マンガ雑誌の発売日に駆け込んでいた。文庫本の棚では星新一の面白さに出会った▼自分のなかでは本屋の原型なのかもしれない。これからの子どもたちには縁のない話になるだろうか。身の回りか…

この記事は有料記事です。残り454文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

連載天声人語

この連載の一覧を見る