(耕論)キャンセルカルチャー考 辻田真佐憲さん、南川文里さん、住吉雅美さん

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 著名人が過去の言動を強く非難され、社会的地位を失う。昨年来、国内でも目につくようになった。これは行きすぎた「キャンセルカルチャー」なのか。正当な抗議申し立てなのか。

 ■過去の発言批判、正義暴走 辻田真佐憲さん(近現代史研究家)

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 2021年は日本のキャンセルカルチャー元年でした。東京五輪開会式…

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    高久潤
    (朝日新聞エルサレム支局長=文化、消費)
    2022年7月4日18時40分 投稿
    【視点】

    筆者の一人です。キャンセルカルチャーとは何か。この耕論を見ても分かるように、国内外でも力点が違いますし、国内(のネットの議論)でもどこにフォーカスするのかが、かなりちがいます。だからひとくくりにキャンセルカルチャーなどと呼ぶこと自体がおかし

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    三牧聖子
    (同志社大学大学院准教授=米国政治外交)
    2022年7月3日20時51分 投稿
    【視点】

    「Me Too運動は権力者を「キャンセル」するためのものではない」。2006年に性暴力を撲滅するためのMe Tooキャンペーンを開始した黒人女性タラナ・バークはそう明言している。性暴力がない社会は、加害者を告発し、投獄することだけでは実現し