(書評)『月経の人類学 女子生徒の「生理」と開発支援』 杉田映理、新本万里子〈編〉

有料記事

[PR]

 ■当事者目線で眺める「社会現象」

 特定の宗教を持たない私の母が「神がいるなら絶対に男」と呟(つぶや)いた。神が女なら生理をこんな風にするはずがない、というのである。数々の体調不良、月経血への対処など、とにかく生理は大変だ。女だけがこの大変さを背負う理由を、彼女は神の性別に求めた。

 一理ある――…

この記事は有料記事です。残り780文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
【10/18まで】有料記事読み放題のスタンダードコースが今なら2カ月間無料!

連載書評

この連載の一覧を見る