(ゆらぐ「平和」のかたち:下)語り部の声、掘り下げるには ウクライナの現実、膨らむ不安

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 会場は気まずい雰囲気に包まれた。

 7月、東京大空襲・戦災資料センター(東京都江東区)であった戦争の講話。空襲で友人を失った体験を語る二瓶治代(86)に質疑応答で、男子大学生が「日本も軍備を広げないといけないのではないか」と問いかけたからだ。ウクライナ侵攻を踏まえ、平和を保つためという理由だった…

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