(声)語りつぐ戦争 灼熱の8月15日、恐怖からの解放

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 無職 石川勝司(埼玉県 94)

 77年前の8月15日は灼熱(しゃくねつ)の太陽が照りつける猛暑だった。私は17歳。東京・丸の内の会社に勤めていて、お盆休みだった。正午に玉音放送があるとのことで、地元の銀座1丁目辺りの町会事務所前に集まった。雑音紛れの放送が終わると、大人たちは「戦争に負けた」「戦…

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