(日中半世紀 残留孤児のいま)追いかけた「親捜しの希望」 国交正常化、国賠訴訟、見つけた居場所

有料記事

[PR]

 敗戦前後の混乱で中国に取り残され、「中国人」として育てられた中国残留日本人孤児たち。1972年の日中の国交正常化は、彼らに祖国・日本へとつながる希望の光をともした。あれから50年、彼らは人生の晩年を迎えている。

 「親を捜せるかもしれない。そう思って、本当にうれしかった」。東京都足立区に暮らす池…

この記事は有料記事です。残り2054文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません